シン・レンタルサーバーの口コミと7個メリットと2個のデメリット

インターネットでシン・レンタルサーバーの名前を知った方もいると思います。

とはいえ、それほど情報はまだ出ていません。

シン・レンタルサーバーはどんなレンタルサーバーで、どんな特徴があるのか。

口コミやメリット・デメリットはどうなのか、気になると思います。

そこで、シン・レンタルサーバーのメリット・デメリット、口コミをまとめてみました。

シン・レンタルサーバーとは

シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーが2021年5月にリリースした新しいレンタルサーバーです。

エックスサーバーは速度と安定性を追求しているサーバーですが、シン・レンタルサーバーは最新技術を取り込み、エックスサーバーの最速性能を求めています。

シン・レンタルサーバーのプランと料金

独自ドメイン一つが永久無料となります。

.online / .space / .website / .site / .tech / .store / .osaka / .moe / .earth / .design / .ink / .wiki / .xyz / .group / .email / .liveの独自ドメインを一年無料※

	ベーシック	スタンダード	プレミアム	ビジネス
初期費用	0円	0円	0円	0円
3ヶ月	990円	1,980円	3,960円	7,920円
6ヶ月	990円	1,980円	3,960円	7,920円
12ヶ月	880円	1,780円	3,560円	7,120円
24ヶ月	825円	1,650円	3,300円	6,600
36ヶ月	770円	1,540円	3,080円	6,160円

※二年目以降は有料となります。

シン・レンタルサーバーのスペック

	ベーシック	スタンダード	プレミアム	ビジネス
無料お試し	10日間	10日間	10日間	10日間
容量	300GB	400GB	500GB	600GB
CPU	仮想6コア	仮想8コア	仮想10コア	仮想12コア
メモリ	8GB	12GB	16GB	20GB
MySQL	無制限	無制限	無制限	無制限
マルチドメイン	無制限	無制限	無制限	無制限
サブドメイン	無制限	無制限	無制限	無制限
WordPress簡単インストール	○	○	○	○
メールサポート／電話サポート	○/○	○/○	○/○	○/○

全プランでMySQL可能で、WordPressを使用することができます。

各プランの違いは、容量、CPU、メモリのみの違いで、それ以外は全プラン同じになっています。

どのプランを選んだら良いかわからない場合は、一番下のベーシックプランからはじめて、スペック的に足りないと思った時に上位プランへプラン変更すると良いと思います。

シン・レンタルサーバーのメリット・デメリット

ここからは、シン・レンタルサーバーのメリットについてまとめてみました。

メリット

WordPressを簡単に始められる

WordPressのインストールは、慣れればそれほど難しいものではありませんが、初めてインストールする人にとっては迷うこともあると思います。

また、インストールに慣れている人でも、WordPressのダウンロード・アップロード、設定と面倒でもあります。

そんなWordPressインストールが、サイトURL、ブログ名、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力してワンクリックでインストール完了するのはとても楽です。

サイト表示が高速

シン・レンタルサーバーはエックスサーバーがベースになっているので、高速化などもエックスサーバーと同等となっています。

CPUには世界最速と言われる第3世代「AMD EPYC（コードネームMilan）」を採用。

ストレージには、高速インターフェースNVMeを採用し、ストライピング構成により従来のオールSSDよりも読み込み速度が最大約14倍の高速化に成功。

世界最速クラスのWordPress実行環境と言われる、プライム・ストラテジー社のKUSANAGIの実装。

アクセス集中時でも安定・高速化にnginxを採用しています。

その他にも、キャッシュなしでPHP読み込み最大20倍、WordPress最大10倍の速さを実現した、Xアクセレーター。

Googleが開発された拡張モジュールPageSpeed Moduleを元に、エックスサーバーが開発したXPageSpeedの搭載で、SEO対策に効果的と言われているGoogle PageSpeed Insightsのスコアを最大264倍。

これらの様々な高速化の技術により、シン・レンタルサーバーは高速化を実現しています。

WordPressを簡単に引っ越しできる

サーバーの移行で一番頭を悩ませるのが、サイト・ブログのデータです。

データ移行は、トラブルがつきものですが、シン・レンタルサーバーは、「WordPress簡単移行」機能があるので、必要事項を入力し、ワンクリックだけでデータ移行をすることができます。

この機能により、サーバー移転の壁が低くなります。

独自ドメインが一つ永久無料

シン・レンタルサーバーでは、サーバーを契約中、独自ドメイン一つを永久無料で使用することができます。

なので、独自ドメイン代を気にすることなく、レンタルサーバー代のみでサイトを運営することができます。

初期費用無料

最近では初期費用無料のレンタルサーバーも出てきていますが、シン・レンタルサーバーも同じく初期費用無料です。

そのため、月額料金のみで気軽に使うことができます。

リソース確保で他ユーザーの影響を受けない

共有レンタルサーバーのデメリットとして他ユーザーの影響を受ける、ということがあります。

しかし、シン・レンタルサーバーはリソースを確保されているので、他ユーザーの影響を受けて不安定になる、ということはありません。

月額料金が安い

シン・レンタルサーバーの月額料金は、770円（36ヶ月契約）からです。

3ヶ月契約で使用したとしても990円です。

これだけのサーバースペックで1,000円以下というのはお値打ちです。

デメリット

ここからは、シン・レンタルサーバーのデメリットについてまとめてみました。

安定性が不透明

エックスサーバーは稼働率99.99％を掲げていますが、シン・レンタルサーバーは稼働率表示はなく、稼働率は不透明です。

シン・レンタルサーバーのサーバーはエックスサーバーがベースになっているので、極端に不安定ということはないと思いますが、稼働率表記がないと不安、という人は避けた方がいいでしょう。

プラン変更が柔軟ではない

シン・レンタルサーバーは上位プラン・下位プランへのプラン変更ができますが、柔軟性があるとは言えません。

まず、上位プランへの変更ですが、前月20日までに「プラン変更申請フォーム」から申請した場合、翌月1日からプラン変更になります。

なので、21日以降の申請の場合の翌々月1日からのプラン変更となるので、少し時間が必要になってしまいます。

そして下位プランへのプラン変更ですが、下位プランへ変更できるのは「サーバー利用期限月」の20日までに申請を行った場合、翌月1日からプラン変更になります。

このサーバー利用期限月を忘れていたり、24ヶ月、36ヶ月と言った長期契約をしている場合は下位プランへの変更にはかなりの時間がかかってしまいます。

エックスサーバーとの違い

シン・レンタルサーバーはエックスサーバープランドですが、エックスサーバーとはどう違うのでしょうか。

エックスサーバーが速度を求める一方、サーバーの安定性も重視されています。

それに対し、シン・レンタルサーバーは速度に特化しています。

シン・レンタルサーバーの口コミ

良い口コミ

悪い口コミ

シン・レンタルサーバーはこんな人におすすめ

シン・レンタルサーバーはまだ新しいレンタルサーバーなので情報は少ないですが、ベースがエックスサーバーなのでわからないことがあっても困らないと思います。

表示速度が速く、安いレンタルサーバーを探している場合は、視野にいれたいところです。