レンタルサーバーを借りようとしたときに海外レンタルサーバーを検討する人が増えているといいます。
海外在住者向けだったり、サテライトサイトだったり使用用途は様々です。
また、以前は容量が大きく月額費用が安かったことから、海外レンタルサーバーの方がいいのでは?という人もいます。
では、現在、海外レンタルサーバーと国内レンタルサーバーを比較、海外レンタルサーバーのメリット・デメリットを解説していきます。
レンタルサーバー簡単比較
GoDaddy | Bluehost | ロリポップ | エックスサーバー | |
データセンター | アメリカ ヨーロッパ アジア | アメリカ | 日本 | 日本 |
容量 | 25GB | 20GB | 100GB | 300GB |
価格 | 429円 | $4.95〜 | 99円 | 990円 |
独自ドメイン永久無料 | ◯ | ◯ | ✗ | ◯ |
まず、目を疑うと思うのが容量です。
以前は容量無制限と言ったレンタルサーバーも多かった海外レンタルサーバーですが、最近はびっくりするほど容量が少なくなっています。
容量と価格から見て、コスパが良いのは日本のレンタルサーバーになります。
海外レンタルサーバーのメリット
それでは海外レンタルサーバーを借りるメリットはなんでしょうか。
メリット
- 海外現地からのアクセスが速い
- IP分散に使える
海外全ての国から速くなるわけではありませんが、データセンターに近い国向けのサイトの場合は、物理的距離が近いため速度が速くなります。
なので、海外向けのサイトを運営したい場合には海外レンタルサーバーはおすすめです。
その他にもSEO対策として、被リンクを集める目的のサテライトサイトを作成する場合には、IPアドレスが被らない海外レンタルサーバーがおすすめです。
海外レンタルサーバーのデメリット
デメリット
- 容量が少ない
- サポートで日本語が通じないことがある
- 日本国内向けの場合、速度が遅い
以前は大容量だった海外レンタルサーバーですが、現在は上記のように容量の少ないプランが増えてきています。
そのため、大規模サイトや複数サイトを運営するには容量不足となってしまうことがあります。
また、
国内レンタルサーバーではないので、当然ですが、サポートの際に日本語が通じないことがあります。
なので最低限の英語ができないと少しキツイかもしれません。
速度の観点から、日本国内向けサイトの場合は、データセンターとの距離があるため、速度は遅くなります。
速度が遅くなるのはSEOの観点から、マイナスとなってしまいます。
海外レンタルサーバーがおすすめの人
それでは、どんな人が海外レンタルサーバーに向いているのでしょうか。
向いている人
- 海外向けサイトを運営する人
- IPアドレスを分散させたい人
海外向けのサイトを運営する場合、速度の観点から国内レンタルサーバーを借りるよりも、間違いなく海外レンタルサーバーの方がおすすめです。
他にもサテライトサイトを作成し、メインサイトに向けてリンクを貼るといった手法を取る場合にはIPアドレス分散として海外レンタルサーバーがおすすめできます。
国内向けなら国内レンタルサーバーがおすすめ
以前はスペックが高く価格も安いと言われていた海外レンタルサーバーですが、現在は容量が縮小の傾向があり、コスパに優れているとは言えません。
そのため、海外向けサイトを運営する人やIPアドレス分散目的といった人以外には国内レンタルサーバーをおすすめします。
国内レンタルサーバーなら、サーバースペックは小さいものから大きいものまで様々でコスパにも優れています。
国内でおすすめのレンタルサーバー
ロリポップ
初期費用 | 容量 | 価格 |
0円 | 100GB〜 | 99円〜 |
ロリポップは小さなサイトから大きなサイトまで幅広く対応できるレンタルサーバーです。
小さなサイトで十分。という場合は、月99円から始めることができます。
エックスサーバー
初期費用 | 容量 | 価格 |
0円 | 300GB〜 | 990円〜 |
エックスサーバーは国内では一番シェア率の高いレンタルサーバーです。
安定性が高くスペックも高いので、メインサイトにおすすめです。
ConoHa WING
初期費用 | 容量 | 価格 |
0円 | 300GB | 990円〜 |
人気急上昇中のConoHa WING。
メモリ、vCPUコア数保証で他ユーザーに影響を受けず安定したサイト運営をできるリザーブドプランがあることが特徴です。