「レンタルサーバーを借りるけれど、最近人気のConoHa WINGと老舗のさくらのレンタルサーバで迷っている。どちらがおすすめなんだろう?」
という人向けの記事です。
ConoHa WINGはサービスを提供してから5年の新興のレンタルサーバーで、対するさくらのレンタルサーバは東証一部上場で運用実績26年という老舗のレンタルサーバーになります。
勢いに乗っている新興のサービスを選ぶか、安心の老舗を選ぶか迷うところです。
そこで今回は、そんなConoHa WINGとさくらのレンタルサーバを徹底比較してみたいと思います。
結論
・ConoHa WINGがおすすめの人 → サーバー性能を求める人、速度を求める人
・さくらのレンタルサーバがおすすめの人 → 価格重視の人、それほど速度を求めない人
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバをシェア率で比較
上記は2023年1月のレンタルサーバーシェア率ですが、ConoHa WINGは4位、さくらのレンタルサーバは3位となっています。
その差はわずか3.6%で、サービス提供開始5年目のConoHa WINGが今いかに勢いに乗ってシェア率を伸ばしているのかわかると思います。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバを簡単比較
ここでは、ConoHa WING(WINGパック・ベーシック)とさくらのレンタルサーバ(スタンダード)を簡単比較していきます。
ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ | |
使いやすさ | ★★★★★ | ★★★ |
サーバー性能 | ★★★★★ | ★★★ |
料金 | ★★★★ 月額652円(3年契約)〜 初期費用0円 | ★★★★★ 月額425円(3年契約)〜 初期費用0円 |
独自ドメイン永久無料特典 | あり | なし |
特徴 | ・速度が速い ・サーバースペックが良い | ・安い |
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバを比較すると、さくらのレンタルサーバの方が安いのですが、ConoHa WINGも3年契約をすると安くなり、さくらのレンタルサーバとそれほど違いがないことがわかります。
使いやすさとして、コントロールパネルがまずあげられるのですが、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルは少し見辛いのが難点です。
その点、ConoHa WINGはコントロールパネルもすっきりしていて、何がどこにあるのか直感的わかるようになっています。
その他サーバー性能は月額料金が高い分、ConoHa WINGの方が上です。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバの料金を比較
ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ | |
初期費用 | 0円 | 0円 |
1ヶ月 | − | 524円 |
3ヶ月 | 1,331円 | − |
6ヶ月 | 1,210円 | − |
12ヶ月 | 941円 | 437円(※) |
24ヶ月 | 842円 | 430円(※) |
36ヶ月 | 652円 | 425円(※) |
ConoHa WINGは3ヶ月契約だと1,000円を超すため、高いという印象を受けますが、12ヶ月契約以上の長期契約になると割引率が高いので、36ヶ月後進ではさくらのレンタルサーバより少し高いぐらいで大差がなくなります。
そのため、長期契約をする場合、ConoHa WINGの方がお得感があります。
ConoHa WINGとさくらのレンタルサーバを詳細比較
ConoHa WING | さくらのレンタルサーバ | |
Webサーバー | Apache + nginx | nginx |
デスク種類 | SSD | SSD |
容量 | 300GB | 300GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 |
無料SSL | ○ | ○ |
マルチドメイン | 無制限 | 200 |
MySQL | 無制限 | 50 |
独自メールアドレス | 無制限 | 無制限 |
バックアップ | 無料 | 無料 |
独自ドメイン永久無料特典 | あり(2個) | なし |
メールサポート | ○ | ○ |
チャットサポート | ○ | ○ |
電話サポート | ○ | ○ |
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マルチドメイン
マルチドメインは、独自ドメインをいくつ使えるか、ということになります。
これが、ConoHa WINGは無制限となっていて、さくらのレンタルサーバは200個となっています。
とはいえ、200個サイトを使う人もあまりいないと思うので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
MySQL
MySQLはデータベース数です。
ConoHa WINGは無制限、さくらのレンタルサーバは50個となっています。
MySQLはどんな時に使用するかというと、WordPressをはじめとするCMSを使う時にMySQLを一つ使用します。
なので、MySQLが50個ということは、WordPressブログが50個までということになります。
独自ドメイン永久無料特典
最近、よく見かける「独自ドメイン永久無料特典」。
ConoHa WINGでは2個まで永久無料となっていますが、さくらのレンタルサーバでは永久無料特典はありません。
独自ドメインはそれほど高価というわけではありませんが、毎年別途払い続けることを考えると無料というのはとてもお得です。
また、別途独自ドメインを管理する必要がないので、ドメインの更新忘れということがありません。
それぞれのサーバーがおすすめの人
それでは、それぞれのサーバーはどんな人におすすめなのでしょうか。
ConoHa WINGがおすすめの人
おすすめの人
- 速度は速いほうがいい人
- WordPressを簡単に始めたい人
ConoHa WINGはサーバースペックが高く、速度も速いレンタルサーバーです。
それでいて月額料金は12ヶ月以上契約の場合は1,000円を切り、独自ドメインも2個永久無料となっているので、スペックを考えると安いレンタルサーバーです。
なので、高性能スペックをできる限り安く使いたい、という人におすすめのレンタルサーバーです。
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さくらのレンタルサーバがおすすめの人
おすすめの人
- とにかく安い方がいい人
- 老舗レンタルサーバーがいい人
さくらのレンタルサーバの魅力はなんといっても月額料金の安さ!
正直、速度はそれほど速くありませんが、速度をそれほど求めず、価格重視でいくのならおすすめのレンタルサーバーです。
また、創業26年ということで、レンタルサーバーとしては老舗なので、老舗の安心感が欲しいひとにもおすすめです。
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