「ConoHa WINGとロリポップ。どちらも人気だけど、どちらがおすすめなんだろう?」
そういう疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。
ロリポップは安価で老舗なレンタルサーバー。
ConoHa WINGは後進ではあるけれど、近年とても人気でブロガーを中心にとても人気です。
そんなレンタルサーバーなら悩んでしまいますよね。
そこで今回は、ConoHa WINGとロリポップを徹底比較し、どちらがどんな人におすすめか解説します。
結論
・ConoHa WING → 速度を求める人。WordPressのセットアップが簡単なのを選ぶ人
・ロリポップ → 費用を抑えたい人
サーバーシェア率で比較
上記は2023年1月のレンタルサーバーシェア率です。
ロリポップはシェア率2位。
そしてConoHa WINGは4位です。
とは言え、わずか4%の差です。
順位だけで見るとロリポップの方が人気があるのですが、サーバー運用年数を考えた場合、ロリポップは老舗になりますが、ConoHa WINGは後進になります。
なので、ConoHa WINGはすごい勢いでシェア率を伸ばしているのがわかります。
ConoHa WINGとロリポップ簡単比較
ConoHa WING(WINGパック・ベーシック) | ロリポップ(ベーシック) | ロリポップ(ライト) | |
使いやすさ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
サーバー性能 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
料金 | ★★★★ 652円〜(36ヶ月契約) 初期費用無料 | ★★★★ 550円〜(36ヶ月契約) 初期費用無料 | ★★★★★ 220円〜(36ヶ月契約) 初期費用0円 |
独自ドメイン永久無料特典 | あり | あり(12ヶ月以上) | なし |
特徴 | ・サーバー速度が速い ・バックアップ/復元が無料 | ・サーバー速度が速い ・バックアップが無料 | MySQLが1個 |
ロリポップ・スタンダードプランは短期契約だと安いのですが、長期契約の際の割引率はそれほど高くなく、初期費用もかかるので新規で長期契約をするのならハイスピードプランもしくはConoHa WINGがコスパの方がコスパに優れています。
独自ドメイン永久無料特典はロリポップのスタンダードではありませんが、ハイスピードプランを12ヶ月以上契約の場合無料特典があります。
ConoHa WINGとロリポップの料金比較
ConoHa WING(WINGパック・ベーシック) | ロリポップ(ベーシック) | ロリポップ(スタンダード) | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
1ヶ月 | − | 1,320円 | 550円 |
3ヶ月 | 1,331円 | 1,210円 | 495円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 990円 | 462円 |
12ヶ月 | 941円 | 825円 | 418円 |
24ヶ月 | 842円 | 770円 | 352円 |
36ヶ月 | 652円 | 550円 | 220円 |
初期費用はConoHa WINGとロリポップともに無料です。
月額費用はロリポップ・スタンダードプランが一番安いのですが、長期契約をした場合、ConoHa WINGとロリポップ・ベーシックプランはかなりの割引率になります。
特にロリポップのベーシックプランの割引率はとてもお得です。
ConoHa WINGとロリポップ詳細比較
ConoHa WING(WINGパック・ベーシック) | ロリポップ(ベーシック) | ロリポップ(ライト) | |
Webサーバー | Apache + nginx | LiteSpeed | Apache |
ディスク種類 | SSD | SSD | SSD |
容量 | 300GB | 400GB | 200GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料SSL | ○ | ○ | ○ |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 100 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 1 |
独自メールアドレス | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
バックアップ | 無料 | 無料 | 有料 |
復元 | 無料 | 有料 | 有料 |
独自ドメイン永久無料特典 | 2個 | 12ヶ月以上契約で1個 | なし |
メールサポート | ○ | ○ | ○ |
チャットサポート | ○ | ○ | ○ |
電話サポート | ○ | ○ | ○ |
Webサーバー
Webサーバーによりサーバー応答速度が変わります。
速度順ではLiteSpeed > nginx > Apacheとなります。
ロリポップのベーシックプランではこれをLiteSpeedを使用し、ConoHa WINGではApache + nginxを使用していてロリポップ・ライトプランではApacheなので速度一番遅いとなります。
もちろん、速度はこのWebサーバーだけで決まる訳ではありませんが、nginx以上が望ましいです。
容量
ConoHa WINGとロリポップ・ライトプランでは200GBですが、ロリポップ・ベーシックプランでは400GBになっています。
通常のサイト運営の場合、200GBでも十分ですが大規模サイトなどの場合は400GBあると心強いです。
マルチドメイン
マルチドメインは、いくつ独自ドメインを使用できるか、ということですが、ConoHa WINGとロリポップ・ベーシックプランでは無制限、ロリポップ・ライトプランでは100個となります。
個人使用の場合、100個サイトを運営することはまずないとは思うのでロリポップのライトプランでも十分です。
MySQL
MySQLはデータベースになります。
HTMLの静的サイトの場合はMySQLを使用しませんが、WordPressなどのCMSではMySQLを使用します。
基本的に1CMSでMySQLひとつの使用となります。
なのでMySQL数=WordPress数、となります。
これが、ConoHa WINGとロリポップ・ベーシックプランでは無制限になりますが、ロリポップ・ライトプランでは1個なので、WordPressブログは1個しか作ることができません。
とにかくたくさん作る!という場合はConoHa WINGとロリポップ・ベーシックプランがおすすめです。
1個しか作らない、という場合はロリポップ・ライトプランでも十分です。
バックアップ/復元
見落としがちなのがバックアップ/復元です。
サイト・ブログを運営しているとアップデートなどでデータが破損したりすることがあります。
そんな時に必要なのがデータのバックアップです。
レンタルサーバー側でバックアップ・復元機能があると戻りたい時に簡単に戻れます。
バックアップ・復元がオプションのところもありますが、毎月サーバー代とは別にかかるとなると高額になってしまうことも...。
ConoHa WINGはバックアップ・復元ともに無料ですが、ロリポップのベーシックプランではバックアップは無料ですが、ロリポップのライトプランではバックアップ・復元ともに有料になります。
独自ドメイン永久無料特典
最近ではある一定以上のレンタルサーバーではつきものになった、独自ドメイン永久無料特典。
そのレンタルサーバーを契約している間は独自ドメインが無料になる、というものですが、意外と盲点になっています。
独自ドメインは、人気の.comや.netの場合は一年1,500〜1,600円程度ですが、これが無料になるのはお得です。
ConoHa WINGでは2個まで無料で、ロリポップではライトは永久無料特典なし、ベーシックでは2個無料となります。
ConoHa WINGがおすすめの人
おすすめの人
- 速度を重視したい人
- WordPressを手軽に始めたい人
- バックアップで安心したい人
ConoHa WINGは短期契約では1,000円を超えてしまいますが、長期契約では価格を抑えることができます。
それでいて速度は速く、機能面でもバックアップ・復元無料、独自ドメイン永久無料なので、トータルで見ると安くなることも。
「機能に妥協はしたくないけど価格はできれば抑えたい」という人におすすめです。
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ただし、バックアップ、独自ドメインなどを考えるとあまり安くならないことも...。
ハイスピードプランはそこそこの速度なので、「スタンダードプランでは物足りない」という人におすすめです。
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